子どもの側弯症治療「シュロス法」

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お子様が側弯症と診断されてお困りではないですか?

  • 経過観察と言われたが、何か治療法はないか探している
  • 装具療法や手術はできるだけ避けたい
  • 普段の姿勢が悪く、側弯症が悪化しないか心配
  • スポーツ、バレエ、ダンスを続けて側弯症が悪化しないか心配
  • 整骨院や整体院、ピラティスに通っているが改善しない

当院では子どもの側弯症、思春期特発性側弯症に対して、国際的にエビデンス(科学的な根拠)の高い運動療法であるシュロス法を行っております。

※大人の側弯症にもシュロス法は効果があります。

側弯症の運動療法、シュロス法とは

シュロス法とはドイツでカタリナシュロスによって開発された、手術をしない側弯症の保存療法です。

シュロス法は100年以上の歴史がある中で、多くのエビデンス(科学的な根拠)も発表されており、
SOSORT(国際側弯症保存療法学会)が効果のある保存療法であることを公式に認めています。

世界ではヨーロッパ(特にドイツ)、アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国、韓国など広く普及しており、日本でも少しずつ普及してきております。

当院は院長の伊集院がシュロス法の運動療法の資格(Schroth Best Practice Therapist)を取得しております。

シュロス法は運動療法と装具療法があります

シュロス法は「運動療法」と「装具療法」の2つで構成されており、当院は運動療法(シュロスベストプラクティス)のみ提供できる施設となります。

経過観察と診断された方は、運動療法から行っていくことが一般的となります。

<シュロス法の運動療法について>

シュロス法の運動療法は、個々の背骨のカーブパターンに合わせた方法で行っていきます。

そして背骨のカーブを逆転させたポジション(オーバーコレクション)で運動療法を行っていきます。

これまで身体を間違って使っていた記憶を書き換えて、正しい使い方を学習していきます。

運動療法の詳細は後述いたします。

<シュロス法の装具療法について>

コブ角20度以上の方、背骨のカーブ角度の大きい方、進行リスクの高い方は装具を検討して頂いた方が良いと考えます。

装具と言っても様々なタイプがあり治療効果や装着感は全く異なります。

シュロス法では世界で最も治療効果の高い装具の一つである「ゲンシンゲン装具」を使用しております。

ゲンシンゲン装具は側弯症改善率が80〜90%あり、他の装具と比較しても非常に矯正力がある最先端の装具なのですが、日本の病院で処方されることは殆どありません。

ご希望の方、ご興味のある方には日本で唯一の輸入元となります株式会社シュロスベストプラクティスジャパン(千代田区麹町の白石接骨院)をご紹介させて頂きます。

ゲンシンゲン装具について詳しくはこちらをご覧ください。
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当院で行うシュロス法の運動療法「シュロスベストプラクティス」

シュロスベストプラクティスのトレーニングプログラムは以下の5つ内容で構成されております。

  1. Physiologic
  2. ADL training
  3. 3D made easy
  4. Power Schroth
  5. De-tethering

これらの5つのトレーニング内容を解説していきます。

<Physiologic>

矢状面(縦方向)の矯正トレーニング。

側弯症の方が最も気を付けるべき基本となる姿勢、前重心の取り方を指導いたします。

<ADL training>

矢状面(縦方向)+前額面(横方向)の矯正トレーニング。

日常生活の姿勢、立ち方、座り方、歩き方を指導いたします。

<3D made easy>

矢状面(縦方向)+前額面(横方向)+水平面(捻れ)の矯正トレーニングを指導いたします。

背骨の捻れに対して、呼吸法を使い矯正をしていきます。

<Power Schroth>

Power Schrothは5つのエクササイズがあります。

  1. 50’s exercise
  2. Door handle
  3. Muscle cylinder
  4. Frog at the pond
  5. Rehabilitation walk

1~5全て矢状面、前額面、水平面を矯正しながら行う運動療法です。

現状の捻れた背骨のカーブを逆転させたポジション(オーバーコレクション)で運動療法を行っていきます。

これまで身体を間違って使っていた記憶を書き換えて、正しい使い方を学習していきます。

<De-tethering>

最後に神経のストレッチを指導します。

3回~8回の通院で全てのトレーニングをマスターして頂き、ご自宅でも行えるように指導いたします。

目的は自宅で出来るように指導を行うことですから、方法を覚えて頂いたら一旦終了となります。

終了後は正しくトレーニングが出来ているかチェックするために、間隔をあけて数回来院していただけると理想的です。

一般的な側弯症治療の考え方

日本における側弯症治療の一般的なガイドラインは以下の通りです。
コブ角10°~19°は経過観察
コブ角20°~24°は装具療法を要検討
コブ角25°以上は装具療法を推奨
コブ角40°以上は手術を検討

日本では思春期特発性側弯症の患者でカーブが軽度の方、コブ角10°~19°では経過観察となりますが、海外ではシュロス法などで積極的な運動療法が行われております。

コブ角が小さければ小さい程、年齢が若ければ若い程、側弯症は改善しやすくなります。

思春期特発性側弯症は女子であれば高校生くらいまでの間に、いかに改善させるかが勝負になってきます。

成長期の子供は悪化リスクが高くなる半面、骨や筋肉が柔らかいため治しやすい時期でもあります。

ですから経過観察のみではなく、積極的な運動療法を行っていくことをおすすめします。

そして、シュロス法は背骨の曲がりが大きくコブ角40°以上ある方でも、運動療法とゲンシンゲン装具を併用すれば、
手術をせずに改善できる可能性が十分にありますので、あきらめないでご相談ください。

側弯症Q&A

Q1)姿勢が悪いから側弯症になってしまったのでしょうか?

側弯症は原因不明であるとされていましたが、最近の研究では遺伝子に問題があることが分かっています。

猫背だから、姿勢が悪いから側弯症になるわけでもありません。

但し、側弯症が猫背などの悪い姿勢によって悪化してしまうケースはあります。

Q2)側弯症は遺伝しますか?

親が側弯症だから子供が必ずなるわけではないですが、遺伝する傾向がある病気です。

Q3)側弯症はいつ頃、どのくらい進行しますか?

側弯症は背が伸びる成長期、特に女子では初潮前、男子では声変わり前が最も進行リスクが高くなります。

身長が伸びなくなり、骨の成長が止まるころから進行リスクは下がってきます。

Q4)病院を受診して経過観察と言われました。シュロス法で治せますか?

シュロス法の運動療法によって背骨のカーブを減少させる、若しくはそれ以上悪化させない効果は期待できます。

何もしないのではなく、積極的にシュロス法の運動療法を行うことをおすすめします。

Q5)痛みはないのですがシュロス法を行った方が良いですか?

子どもの場合、痛みなどはなく殆ど無症状です。

ですが、背骨のカーブを減少させる、若しくはそれ以上悪化させないためにシュロス法の運動療法を行うことをおすすめします。

Q6)なぜ子供のうちに治療するべきなのでしょうか?

子供は大人に比べて骨や筋肉が柔らかいので、運動療法や装具療法の保存療法で改善が見込めるためです。

Q7)将来どのような影響があるのでしょうか?

成人してからは腰痛、背部痛、神経痛、肩こり、疲れやすい、呼吸が浅くなるなどの症状が出やすくなります。

成人以降も少しずつカーブが進行することもありますので、子供のうちにできるだけカーブを小さくコントロールすることが大切です。

成人以降も1年に1度くらい角度が進行するという文献もあります。

Q8)ウエストの位置の左右差は治りますか?

ウエストのクビレの左右差は背骨のカーブの大きさとおおよそ一致します。

ですからカーブを小さくすることが出来れば左右差は減少してきます。

Q9)小学生でもシュロス法はできますか?

はい、できます。

親御様にも一緒に習得して頂き、自宅で毎日できるように指導させて頂きます。

Q10)スポーツや体育をしても大丈夫ですか?

基本的には大丈夫です。

ですがコブ角が20°以上ある場合や、年齢が若く進行リスクが高い場合は医師への相談が必要です。

カーブが大きく装具療法をしている方でも、運動をするときだけ装具を外し、スポーツをしている方もいらっしゃいます。

Q11)大人の側弯症でもシュロス法は効果がありますか?

はい、効果はあります。

大人の場合は身体に痛みを伴うことが多いので、痛みをとる施術と併用して、シュロス法を行っていくと良いです。

Q12)整体やカイロプラクティックで効果はありますか?

側弯症の保存療法は背骨が曲がろうとする力を食い止めて、正しい方向へ修正することです。

これができる保存療法は運動療法と装具療法であり、シュロス法は高いエビデンス(科学的根拠)があります。

一方で整体やカイロプラクティックなどは、独自の理論を展開しているわけですから、施術を受ける場合は慎重に判断しなければいけません。

Q13)ピラティスで効果はありますか?

多くのピラティスインストラクターは医学的知識、側弯症の専門的知識に乏しいです。

背骨のカーブを意識しないで運動を行った場合は、悪化してしまう可能性があります。

思春期特発性側弯症の場合は進行リスクがありますので慎重に判断しなければいけません。

Q14)何回くらいの通院が必要ですか?

3回~8回の通院でシュロス法の運動療法を覚えて頂き、自宅で毎日行えるよう指導いたします。

その後は通院間隔をあけて、方法が間違えていないかをチェックをしに来院されると理想的です。

Q15)レントゲンを持参した方が良いですか?

レントゲンをお持ちの方はご持参ください。

レントゲンの写メでもよいのでお持ちの場合はご持参ください。

病院を受診された際には、コブ角も聞いておいてください。

Q16)装具(コルセット)を着けていますがシュロス法は行えますか?

はい、シュロス法の運動療法は行えます。

装具療法と運動療法の組み合わせで効果が上がりますので積極的に行っていきましょう。

Q17)装具(コルセット)は一日に何時間くらいつけるのでしょうか?

個人差がありますので、以下を目安として判断してください。

16歳までは終日着ける(1日18時間以上が推奨)

18歳からは睡眠の時だけ着ける

19歳からは完全に外す

※学生で勉強中はかなり姿勢が崩れやすいので着けることがある

Q18)装具(コルセット)のタイプや種類によって治療効果は異なりますか?

はい、装具のタイプや種類によって治療効果は異なります。

治療効果の高いゲンシンゲン装具を強くお勧めします。以下、ゲンシンゲン装具をおすすめする理由です。

約3カ月に一度、背骨のカーブの変化、子供の身長の伸びなどによって、装具を細かく修正することができる。

細かく修正ができるからこそ、背骨のカーブの改善や、見た目をまっすぐに近い姿勢でコントロールすることができます。

ゲンシンゲン装具は他の装具に比べ非常に軽く、着け心地がよいです。

ゲンシンゲン装具は治療効果が80~90%あり最も効果が高い装具の一つであるとされています。

ご希望の方、ご興味のある方には日本で唯一の輸入元となります株式会社シュロスベストプラクティスジャパン(千代田区麹町の白石接骨院)をご紹介させて頂きます。

コース料金<シュロス法の運動療法>

通常価格28,000円(税込)/所要時間約110分
初回限定キャンペーン価格 75%OFF 6,980円(税込)

初回限定キャンペーン割引の条件

8月31日までの期間限定
先着5名様限定、残り2

※初回限定キャンペーンは定員に達し次第通常料金とさせていただきます。
※初回限定キャンペーン価格適用の場合は施術後に施術の感想をご記入していただく事が条件となります。

初診時の注意事項

初診時にレントゲンのデータをお持ちの方はご持参ください。
コブ角の角度や、リッサーサイン等も分かるようでしたらお知らせください。
側弯症治療は専門的な技術と知識が必要なため院長の伊集院が千葉中央院にて担当いたします。
※レントゲンのデータをお持ちでない方もシュロス法を受けることは可能です。

<2回目以降の料金>

ショートコース 7,000円(税込) /所要時間約30分
スタンダードコース 14,000円(税込) /所要時間約60分

定期的な通院をお考えの方はプリペイドカードによる割引がございます。
プリペイドカード購入をお考えの方は事前に費用をご用意ください。

院長あいさつ

はじめまして。伊集院鍼灸整骨院の伊集院博と申します。

思春期特発性側弯症は原因不明の病気と言われておりますが、最新の研究では20種類以上の遺伝子変異(SNPs)が関与していることが分かってきています。

要するに原因不明ではなく遺伝子の問題だということです。

世界的な研究でも遺伝子の問題を食い止めるためには、運動療法と装具療法が最も良い選択肢であることがエビデンスベースで分かってきています。

成長期の子供は数カ月の間に急激に進行してしまうことがあります。

そして側弯症は若ければ若い程、変形の角度が小さければ小さい程、保存療法の効果が高いです。

側弯症治療で最も重要なことは思春期に悪化させないこと。骨の成長が止まる時期までが勝負です。

成長期が終わると急激に悪くなることは殆どありません。

側弯症の子どもの多くは無症状で経過しますが、大人になってからは腰痛、背部痛、肩こり、倦怠感、呼吸器系の問題などが起こりやすくなります。

そして側弯症は変形の角度が大きい程、美容的な問題も大きくなります。

昨今ネットで検索すれば沢山の情報が出てきますが、それが信頼できる情報なのかをしっかりと見極めて判断してください。

そして、できるだけ早い段階で適切な治療を受けて頂ければと願っています。

院長の主な取得資格

  • 柔道整復師(整骨院業務の国家資格)
  • 鍼灸師(鍼灸業務の国家資格)
  • シュロスベストプラクティスセラピスト(シュロス法の運動療法の資格)
  • BESJ認定ピラティストレーナー
  • BTA認定バレエセラピスト
  • ハワイ大学解剖実習修了
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