股関節が痛い原因は?病院か整体かどっちに行けばいいの?

股関節痛の概要

 

股関節が痛くなると歩くことが困難になってくるので悩まれている方はとても多いです。

そして病院で原因が分かるものと、原因がよく分からないものがあります。

 

股関節痛を慢性化させないためにも早めの対策が大切です。

 

 

 

先ずは病院で検査をしよう

骨や関節に異常がある疾患はレントゲンやMRIで見つかります。

 

主な疾患名として変形性股関節症、臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼、

 

関節唇損傷、関節リウマチ、大腿骨頭壊死、大腿骨頚部骨折、単純性股関節炎、ペルテス病などがあります。

 

 

 

レントゲンで分からない股関節痛について

骨や関節に異常がない場合はレントゲンではわかりませんので、その場合は症状から判断していくことになります。

 

グロインペイン症候群、梨状筋症候群、原因不明の股関節痛、

 

はっきりした診断名のつかない股関節痛などは筋肉や靭帯が原因で痛みを引き起こしている可能性が高いです。

 

当ブログでは病院で検査をしたけれど原因がよくわからない股関節痛の症状や、

 

股関節を痛めやすい方の特徴などについて書いていきたいと思います。

 

 

 

股関節の解剖学

股関節は体幹と下肢を繋ぐ関節で、骨盤から上の体の重さ支える役割と、

 

足からの衝撃を吸収する役割があります。

 

その衝撃を吸収するために股関節には関節軟骨と関節唇があり、

 

クッションの役割を担っています。

 

中年以降の女性に多い変形性股関節症はこの関節軟骨、関節唇が摩耗し、

 

すり減って痛みが生じると言われています。

 

股間節は肩関節と同様に球関節と言う分類がされており自由度が高く大きく動く関節です。

 

一般的な股関節の可動域の目安は以下になります。

屈曲120°(前に曲げる)

伸展20°(後ろに伸ばす)

外転30°(外に開く)

内転15°(内に閉じる)

外旋60°(外に捻る)

内旋30°(内に捻る)

 

股関節は安定性を保つため強力な3つの靭帯(腸骨大腿靭帯、恥骨大腿靭帯、坐骨大腿靭帯)で支えられています。

 

3つの靭帯は以下の作用があります。

 

・腸骨大腿靭帯は股関節伸展、外旋の制限

 

・恥骨大腿靭帯は股関節伸展、外転、外旋の制限

 

・坐骨大腿靭帯は股関節屈曲、内旋の制限

 

そして上記の靭帯の拘縮(固くなる)が原因不明の股関節痛の一つであるとも考えられています。

 

 

 

骨盤の形は男女で違う

 

男性の骨盤の幅が狭くハート形なのに対して、

 

女性の骨盤は妊娠出産との関係があり、幅が広く卵型をしています。

 

女性の骨盤は幅が広いため下肢がX脚気味になりやすいです。

 

そして股関節は大腿骨の骨頭(太ももの骨の上端部)は骨盤の寛骨臼(骨盤のくぼみ)にはまっているのですが、

 

女性の方が男性よりもはまりが浅くなっています。

 

 

女性の方が股関節痛の多い理由としては骨盤幅が広いこと、

 

股関節のはまりが浅いことが関係しているとも考えられています。

 

 

 

股関節痛の原因になる筋肉

 

レントゲン等で異常がなく原因が良く分からない股関節痛は

 

以下の筋肉が拘縮(固くなっている)を起こしている可能性があります。

 

・腸腰筋の作用:股関節の屈曲と外旋

 

・大殿筋の作用:股関節の伸展、外旋

 

・中殿筋の作用:股関節の外転、外旋

 

・外旋六筋の作用:股関節の外旋

 

・大腿筋膜張筋の作用:股関節の屈曲、内旋、外転

 

・大腿直筋の作用:股関節屈曲、膝関節伸展

 

・内転筋の作用:股関節の内転、外旋

 

・ハムストリングの作用:股関節の伸展、膝関節の屈曲

 

・腸骨大腿靭帯、恥骨大腿靭帯、坐骨大腿靭帯の作用:股関節の固定

 

これらの筋肉や靭帯の拘縮を取り除くことが、

 

原因不明の股関節痛改善の大切なポイントとなると考えます。

 

 

 

股関節痛になりやすい方の特徴

・臼蓋形成不全や先天性股関節脱臼の方は股関節痛のリスクが上がります。

 

・肥満は股関節への負荷が増大するので股関節痛のリスクが上がります。

 

・反り腰は股関節が屈曲位(詰まった位置)で固まりやすく股関節痛のリスクが上がります。

 

・骨盤幅が広い人は股関節が捻れやすく股関節痛のリスクが上がります。

 

・反張膝は前モモの筋肉が固くなりやすく股関節痛のリスクが上がります。

 

・過回内足(偏平足)は股関節が内側へ捻れやすく股関節痛のリスクが上がります。

 

・X脚、XO脚は股関節が内側へ捻れやすく股関節痛のリスクが上がります。

 

・O脚は股関節が外側へ捻れやすく股関節痛のリスクが上がります。

 

・スポーツ、ダンス、バレエなどは股関節の負荷が大きくなり股関節痛のリスクが上がります。

 

 

 

アスリートに多い股関節痛

 

アスリートに多く発生する股関節痛として鼠径部が痛くなる

 

鼠径部痛症候群 (グロインペイン症候群)があります。

 

グロインペイン症候群はサッカーで発生するリスクが最も高いですが、

 

陸上、テニス、バスケットボール、ラグビーなどあらゆるスポーツでリスクはあります。

 

また、バレエ、ダンス、新体操など股関節に負荷のかかりやすい競技でもリスクは高まります。

 

股関節周囲の筋肉の炎症や恥骨の炎症なのでレントゲンでは判断しづらく、

 

症状での判断となるので症候群という言い方になります。

 

原因になる筋肉としては腸腰筋、大腿直筋、内転筋、恥骨筋、外腹斜筋などがあります。

 

保存料法での治療が多く、マッサージ、ストレッチ、鍼治療などの徒手療法、

 

電気療法、温熱療法、運動療法などがあります。

 

 

 

40代以降の女性に多い股関節痛

 

40代以降の女性に多い股関節痛として変形性股関節症があります。

 

多くの変形性股関節症の原因は先天性股関節脱臼と臼蓋形成不全です。

 

どちらも生まれつきのものがほとんどで、

 

臼蓋形成不全とは股関節の受け皿となる部分が小さい状態です。

 

そのような状態ですと関節軟骨、関節唇が摩耗し、すり減って痛みが生じやすくなります。

 

初期症状としては歩き始めが痛い、立ち上がり動作が痛い、

 

日常動作は痛くないが運動時だけ痛むなどがあります。

 

主に股関節前面(鼠径部)~股関節の外側面に痛みを生じやすいです。

 

初期の治療法は物理療法、運動療法、薬物療法の保存料法となりますが、

 

症状が進行して日常生活が困難な状態ですと手術適応となってしまう場合が多いです。

 

 

 

妊娠後期、出産後に多い股関節痛

 

妊娠後期、出産後に股関節前面(鼠径部)に痛みを引き起こしやすくなります。

 

原因としては以下のことが考えられます。

 

・胎児の成長や抱っこによる股関節への負担の増加

 

・骨盤が前傾し反り腰姿勢になるため股関節に負担が増える

 

・分娩時に恥骨離開を起こしている

 

・女性ホルモン(リラキシン)の影響で股関節周囲の靭帯が緩んでいる

 

・妊娠出産で股関節周辺の筋力が低下している

 

妊娠後期、出産後の股関節痛の対策としては以下の方法があります。

 

・妊娠中に体重のコントロールを行う

 

・妊娠後期から産後2カ月間位まで骨盤ベルトを付ける

 

・産後のリハビリを専門施設で行う

 

・育児の負担を減らせるよう周りのサポートを受ける

 

 

 

まとめ

 

ここまでお読みくださってありがとうございます。

 

伊集院整骨院グループ代表の伊集院と申します。

 

これまでの内容をまとめますと、

 

股関節が痛くなったら先ずは病院で原因を調べると良いと思います。

 

原因がはっきりしている場合でしたらそのまま病院で治療されると良いでしょう。

 

ですが、

 

・病院で治療しているが中々良くならない

 

・レントゲンを撮ったが原因が分からない

 

・手術を勧められたができれば他の方法で治したい

 

・手術後の予後が良くない

 

・スポーツやバレエを続けながら治したい

 

このような場合は私たちのような手技療法家にご相談ください。

 

当ブログでも記載しましたが、股関節痛は筋肉や靭帯が原因となっているケースも多くあり、

 

その場合は整体、マッサージ、鍼灸、電気治療、運動療法などで改善する可能性は十分にあります。

 

股関節痛が得意な整体院、整骨院、治療院をお探しでしたら、

 

お役に立てるかもしれませんので是非お問い合わせください。

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