【ブログ更新】猫背姿勢はデメリットだらけ!

猫背が心身に及ぼす8つの悪影響とは!

猫背姿勢はデメリットだらけ!見た目や印象の悪さだけではなく身体への悪影響も満載です。

スマホの普及、長時間のデスクワーク、運動不足などなど、

現在の私たちの生活環境は、猫背になってしまう原因に囲まれています。

猫背が見た目的にも身体面的にも悪影響を及ぼしていることは多くの方がお気づきではないかと思います。

そこで今回のブログでは猫背の悪影響を8つに分類してまとめてみました。

1)まわりから見た目の印象への悪影響

明るく元気で健康的な人ほど胸を張り背筋がスッと伸びた、キレイな姿勢を維持し続けているものですよね。

猫背は肩や背中が丸まり頭が前に突き出た姿勢となるためまわりから見ると、

・実際の年齢よりも老けて見える

・暗く、自身がなさそう

・だらしない

・身につけている服が似合わない

といったマイナスな印象につながることがあります。

人の第一印象は、見た目や姿勢で内面や生活習慣をイメージされることが少なくはないため、

猫背は早めに改善しておきたい要注意の姿勢と言えるのです。

2)容姿、スタイルへの悪影響

猫背の姿勢がクセになってしまうと、

いつの間にか自分のスタイルに強いコンプレックスに感じてしまっている方が多いのではないでしょうか?

その影響にはたとえば、

・猫背によって鎖骨が押しつぶされたような形になりスタイルが悪く見える

・両肩が内側に巻き込み、肩甲骨が埋もれてしまい背中が広く見える

・肩甲骨まわりの筋肉を上手に使えないため背中に贅肉がつきやすくなる

・頭と顔が前に突き出てくるため顔が大きく見える

・猫背だと胸が張れないためバストの位置が下がる

・内臓が圧迫されて位置が下がりポッコリお腹になる

・反り腰になりやすく太モモが太くなりパンパンに張ってくる

といった見た目の変化の原因になることがあります。

猫背がクセになって見た目に良くない変化が出ると、

写真を撮られることに抵抗を感じたり、

鏡に映る自分の姿にガッカリするなどメンタル面の不調につながる心配もあるでしょう。

3)筋骨格系への悪影響

筋肉や骨格は正しい姿勢を維持し続けるための重要な役割があります。

そのため猫背が習慣になっていると、

・頭の重さが負荷となって肩や首にのしかかりコリや痛みの原因になる

・首こり肩こりの影響で頭痛や背部痛につながる

・腰の筋力が低下、若しくは過緊張を起こし腰痛の原因になる

・身体のコリや痛みなどから倦怠感や慢性的な疲労につながる

などの悪影響が出やすくなります。

4)循環器系への悪影響

猫背姿勢になっていると前かがみの姿勢が続くため、

心臓が圧迫されそうなことは何となくイメージできるのではないでしょうか?

また猫背で、なで肩の女性は「胸郭出口症候群」を患う可能性も高いと言えます。胸郭出口症候群とは、

・斜角筋症候群

・肋鎖症候群

・小胸筋症候群

に分類されて斜角筋症候群は前斜角筋と中斜角筋の間、

肋鎖症候群は第一肋骨と鎖骨の間、

小胸筋症候群は小胸筋と肋骨の間で神経や血管が圧迫されて、

肩から手のシビレや脱力感、首肩背中の痛みなどを生じる疾患です。

5)呼吸器系への悪影響

呼吸には体内に十分な酸素を取り込んで細胞の活性化に働きかけたり、

筋肉の緊張やストレスを緩和する自律神経の働きを調整する作用があります。

そして正しいリズムで繰り返される呼吸は、

・自律神経のバランスが整う

・心身が安定する

・正しくエネルギー消費ができる

などの作用があります。

そして猫背になると呼吸に関与する呼吸補助筋がうまく働けず、

十分な酸素を体内に取り込みづらいことから自律神経の乱れにつながってしまいます。

そのため猫背で呼吸のリズムが崩れると、イライラしやすい、ネガティブ思考になる、

基礎代謝の低下によって太りやすい体質に変わるなどの可能性があります。

6)消化器系への悪影響

猫背姿勢だと腹部のインナーマッスルの機能低下を起こしやすく、

腹腔内圧を良い状態でキープしづらくなり、そのために内臓下垂を起こしやすくなってしまいます。

内臓が下垂すると胃や腸が圧迫されるため消化・吸収・排泄の働きが低下してしまう可能性があります。

そして腸は身体の70%もの免疫細胞が存在していますので、

腸が機能低下を起こすと免疫力が下がってしまう可能性も出てきます。

内臓下垂は、

・消化不良

・栄養不足

・免疫力が下がる

・便秘になる

・太りやすい体質に変わる

といった悪影響が出る可能性があります。

7)婦人科系への悪影響

猫背が習慣になっていると、重力によって下垂した内臓が子宮や卵巣を圧迫してしまいます。

子宮や卵巣は女性ホルモンを生成・分泌したり、月経、妊娠と関連するため子宮が圧迫されると、

・女性ホルモンのバランスが崩れる

・強い生理痛の原因になる

・婦人科系疾患の原因になる

・不妊の原因になる

といった悪影響が出る可能性があります。

8)老けて見える⁉若々しさ維持への悪影響

中高年の猫背に関しては、

「猫背は老化の始まりだ」

と言っても過言ではないと思います。

中高年の多くの猫背はみぞおち辺りが前に折れ曲がり背中が丸くなります。

この現象は自分の身体を支える筋力がなくなってきているサインだからです。

具体的には猫背になると

・キレイな姿勢の人に比べて+10歳以上も老けて見える

・骨や関節、筋肉など日常の動きを担う運動器が衰えるロコモティブシンドロームになりやすい

・猫背によって背骨が変形し圧迫骨折、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなどになるリスクが上がる

・身体を支える筋力が低下し転倒、骨折のリスクが高くなる

・胃腸の機能低下、食欲低下、腸内環境悪化など内臓への悪影響が出やすくなる

など様々な悪影響を及ぼす可能性があります。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

伊集院鍼灸整骨院グループ代表の伊集院と申します。

近年では子供から大人まで、男女とも猫背の方はとても多く、個人的には国民病ではないかと思うくらいです。

そして猫背を治すには今のあなたの生活習慣を見つめなおすことから始めなければいけません。

悪い生活習慣が長ければ長いほど猫背が染みついていきますので、猫背を治すには当然早い方が良いです。

このブログがそのきっかけになれば嬉しく思います。

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